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レベル10|薬局オンラインマニュアルのサイト作成後の運営方法

レベル1〜レベル10の手順で作れる『ゼロから始める薬局オンラインマニュアルの作り方』。

今回は、いよいよ最終回のレベル10です。

前回のレベル9までの内容で、薬局オンラインマニュアルは完成させることができます。

ただ薬局オンラインマニュアルでは、完成した後に、運用していく上で必要になってくる4つの業務(対策含む)があります。

そこで今回は、その4つの業務について紹介していきます。

では、始めていきましょう!

パスワードを定期的に変更

まずは1つ目。

これについてはすでにレベル9でもお伝えしました。

薬局オンラインマニュアルは薬局内(社内)のスタッフのみが閲覧するものなので、IDとパスワードは管理し、定期的に変更しておく必要があります。

IDやパスワードの設定・変更の仕方については、レベル9の記事で紹介しているので参考にしてください。

問い合わせ対応

そして2つ目は問い合わせ対応です。

マニュアルは使ってもらって初めて価値があり、さらに使ってもらった人からの意見を貰って改善していくことでどんどん分かりやすいマニュアルになっていきます。

そのために、閲覧者の意見をもらい改善していくための問い合わせフォームの設置は必須です。

WordPressには、問い合わせフォーム設置のプラグインがあるので、設置しておくと良いでしょう。

問い合わせフォーム設置のプラグインは様々ありますが、私もこのWEBサイトで使用している下図の『Contact Form7』が設置方法も簡単でおすすめです。

『Contact Form7』の設定方法については、次のYouTube動画がわかりやすく解説してくれているので参考にしてみてください。

出典:WEBST8 ウェブストエイトチャンネル

また、問い合わせのあった内容に関しては、薬局オンラインマニュアルのトップページの『よくある質問』に格納しておくと良いでしょう。

『よくある質問』のページの作り方に関しては、レベル6の記事内の『【形式④】FAQ・Q&Aの作り方』を参照してください。

マニュアル更新業務

そして3つ目は、マニュアル更新業務です。

マニュアルは使用している人の意見に耳を傾け、より見やすく・分かりやすく改善(更新)していかなければいけません。

そこで、薬局オンラインマニュアルを更新していく際には、下記の2点を注意しておきましょう。

2つの留意点
  • 更新日時を付けておく
  • トップページのお知らせで告知する

ではこの2つの作業について解説していきます。

更新日時を付ける

マニュアル記事には下図のように更新日時を付けておきましょう。

このようにマニュアル記事に更新日時を記すことにより、作成者も閲覧者もそのマニュアルがいつ作られ、いつ更新されたのかが分かり、最新の情報を反映しているかが把握できます。

管理者・閲覧者にとっても更新日時の設置は必須ですね。

では設定の手順を紹介します。

STEP

WordPressの管理画面左メニューの『外観』→『カスタマイズ』の順にクリックする。

STEP

『投稿・固定ページ設定』をクリックする。

STEP

『記事ページ設定』をクリックする。

STEP

『記事ページ設定』画面を下にスクロールし、『投稿日・更新日の表示』で『投稿日・更新日を表示する』にカーソルを合わせる。

STEP

メニュー画面上部の『公開』をクリックすると設定完了です。

これでマニュアル記事の投稿日や更新日が表示されるようになります。

トップページで告知

そしてもう一つ。

マニュアル記事を更新した際には、トップページの『お知らせ』で告知しておきましょう。

マニュアルの更新は、行なっただけではなかなか閲覧者に気がついてもらえません。

薬局オンラインマニュアルのトップページの『お知らせ』のページで、日付とどのマニュアルを更新したかを記しておきましょう。

この場合、オンラインマニュアルなのでリンクを付けておき、閲覧者がクリックするとすぐにそのマニュアルを閲覧できるようにしておくことも重要です。

マニュアル更新の際には、ここで紹介した2つの設定は必ずしておくようにしましょう。

バックアップ

そして4つ目はWEBサイトのバックアップです。

薬局オンラインマニュアルをWEB上にアップロードしていく上で、バックアップは必須です。

WordPress上のアップロードしたデータは消えることはほとんどありませんが、データはデータなので絶対に消えないわけではありません。

誤操作なども含めた様々なトラブルでデータが消えた際にも、もとの状態に戻せるように定期的にバックアップはとっておきましょう。

WEBサイトのバックアップもWordPressのプラグインで簡単に行えます。

バックアップのプラグインは本当にたくさんありますが、非常に多く利用され、簡単操作でできる『UpdraftPlus』が最もおすすめです。

私もずっとこれを使用しています。

まずは、下図の『UpdraftPlus』というバックアップのプラグインをインストールし、有効化しておきましょう。

では、『UpdraftPlus』というプラグインを使ったバックアップ(手動・自動)の仕方を解説していきます。

手動バックアップ

まずは、手動でのバックアップの仕方を解説します。

STEP

『UpdraftPlus』というプラグインをインストールして有効化したあと、WordPressの管理画面の左メニューの『設定』→『UpdraftPlus バックアップ』をクリックします。

すると下図の画面になるので、『今すぐバックアップ』をクリックします。

STEP

すると下図のポップアップが出てきます。

チェックはそのままで『今すぐバックアップ』をクリックします。

STEP

しばらくするとバックアップが完了します。

バックアップの日付が記録され、5つのデータ(データベース、プラグイン、テーマ、アップロード、その他)のバックアップが完了です。

このバックアップでは、『データベース』『プラグイン』『テーマ』『アップロード』『その他』の5つのデータに分けてバックアップされています。

WEBサイトを復元する際には、それぞれ個別に復元することも可能です。

自動バックアップ

では次にWEBサイトを定期的にバックアップする自動バックアップの設定の仕方を解説します。

途中の操作までは、先ほどの手動でのバックアップ方法と同じです。

STEP

WordPressの管理画面の左メニューの『設定』→『UpdraftPlus バックアップ』をクリックします。

開いた画面のタブの『設定』をクリックします。

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STEP

①でファイルのバックアップスケジュールを『Weekly』に設定し、②でバックアップを保存しておく数を『2』に設定します。

バックアップの保存数は、多すぎるとWEBサイトのデータが重くなるので、3個は多く、かといって1個は少ないので念のために2個にしておきます。

最後に③で『変更を保存』をクリックして自動バックアップの設定完了です。

自動バックアップの頻度に関しては、WEBサイトの更新の頻度によりますが、通常でしたら1週間に1回(Weekly)で良いかと思います。

もしあなたがブログ運営などで、毎日記事を投稿する場合は、バックアップの設定を『毎日』にするなど、記事の更新頻度に応じて設定を変えていきましょう。

まとめ

ゼロから始める薬局オンラインマニュアルの作り方のレベル10について紹介してきました。

今回は、薬局オンラインマニュアルの完成後、必ず行なっておくべき4つの業務(対策も含む)について紹介してきました。

オンラインマニュアルは作成して終わりではなく、今回紹介した通り、改善と更新を継続していけば、より良いものになっていきます。

ぜひあなたの薬局(会社)の薬局オンラインマニュアル作りにお役立てください。

いかがだったでしょうか?

ここまで、レベル1〜レベル10まで、初心者向けにゼロから始めるオンラインマニュアルの作り方について紹介してきました。

ここで紹介してきた内容を1回だけでなく、ぜひ何度も何度も読み返してみてください。

2回目、3回目と読み返しているうちに、最初読んだときに読み飛ばしていたことや気がつかなかったことなどに気がつき、さらに理解が深まっていくと思います。

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ぜひチャレンジしてみてください。