でもどうやって作ったら良いか分からない。。。
という人に向けて、あなたのWEBサイトを作る手順について、『ゼロから始めるWEBサイトの作り方』について20のレベルに分けてまとめてみました。
レベル1〜レベル20まで手順に従って実践していくことで『あなたのWEBサイト』を作ることができます。
今回はレベル1の『自分でWEBサイトを作る前の注意点』について紹介します。
目次
薬局教育部がおすすめするWEBサイトの作り方(3つの注意点)
いざWEBサイトを作ると言ってもただ闇雲に作っていいわけではありません。
WEBサイトは相手に見てもらって初めてその価値を発揮します。
自分の作成したWEBサイトを誰にも見てもらえないのは少し寂しいですし、誰にも見てもらえないとやる気も無くなってしまい作ること自体をやめてしまいかねません。
相手に見てもらえるWEBサイト作りのために、まずは大まかでも良いでのWEBサイトの全体設計を行っておくことが重要です。
全体設計っと言ってもそんなに大げさな話ではあありません。
最初に注意しておくべき点は3つあります。
まずは下記の3つの点を把握した上で、WEBサイト作りを始めていきましょう。
ブログ型よりもサイト型で作る
まず一つ目は、WEBサイトの型についてです。
結論から先に言いますと、あなたが自分でWEBサイトを作るときには、ブログ型ではなくサイト型でWEBサイトを作っていきましょう。
ブログ型・サイト型ってどう違うか分からない。。。
そんな人にために、まずはブログとサイトの違いを簡単にまとめてみます。
ブログ | サイト | |
---|---|---|
例えるなら | WEB上の日記 | WEB上の書籍 |
記事の内容 | その時の流行、個人の感想 | 普遍的な知恵・知識・スキル |
更新頻度 | 高頻度で記事作成 | 一度作ると完成 |
メリット | 思うがまま気ままに記事作成 | 特定分野の専門家になれる |
デメリット | 過去に書いた記事は時間と共に陳腐化していく | 書いた記事は資産になるが、最初の構造設計が大変 |
こんな感じでサイト、ブログにはそれぞれのメリット・デメリットがあります。
じゃ、サイトとブログの良い部分を融合させればいいのでは?
そうなんです。
2者択一ではなく、どちらのメリットも活かせるような形で作成していくことをお勧めします。
あなたが今、閲覧しているこのサイトでは、サイトの形を取りつつも、ブログのメリットも組み入れた構造にしています。
このサイトのトップページは、下図のようにサイトの形式にしつつも、『コラム』をカテゴリーに組み入れることで、コラム内の記事をブログのように運営しています。
こうすることでサイトとブログの両方のメリットを活かしたあなたのWEBサイトを作ることができます。
作り方については後々紹介していいきますね。
初心者を相手にする
いざ自分のWEBサイトを作るとなったときに、こういったことを良く耳にします。
WEBサイトを作るだけの得意分野が自分には無い…
得意分野はあるけど人に教えられるほどのものではない…
こういったことをよく聞きます。
そこで私はすかさずこう質問します。
『対象者を誰に設定して考えていますか?』
『教える相手が新入社員や素人の方だったら問題ないんじゃないですか?』
そうなんです。
ほとんどの人が無意識に、相当高いレベルの相手を対象者にしていて、そんな状況を思い浮かべながら私には到底教えることなどできないと思い込んでいるケースが多いんですね。
『対象は初心者!』
そう設定すると、あなたが教えてあげられることは必ずあるはずです。
例えばこのサイトを閲覧している人は薬剤師が多いと思うのですが、薬剤師なら誰でも小学生相手に算数を教えることができますよね。
少し極端な例だったかもしれませんが、このように対象者を初心者に設定すると、あなたにも教えることができる領域がきっとあると思います。
大事なことはあなたの強みを専門用語は使わずに、初心者の方にも分かりやすく、中学生でも分かるように解説してあげることさえできれば、誰でも何かの専門家になれます。
このようにしてあなたのWEBサイトで読者の悩みを解決していきましょう。
総合商店ではなく専門店を目指す
そして最後の3つ目の注意点です。
詳しくはこの後で紹介する『WEBサイトでのテーマ選定』で紹介していますが、WEBサイトのテーマを考える際に、WEB上の専門店のようなサイトを作ることです。
幅広く浅いジャンルを扱う総合サイトは、そのWEBサイトのメッセージが読み手に伝わりにくく、多くの人を対象にしているために、結局は誰からも相手にされないサイトになってしまいます。
WEBの世界ではターゲットを絞り込んで、『このサイトはどういった方を対象にしているのか?』が明確な専門店を作るようなイメージであなたのWEBサイトを作っていきましょう。
WEBサイトでのテーマ選定の3つのポイント
では次に、あなたが作成するWEBサイトのテーマ選びについて紹介していきます。
テーマ選びでは、下記の3つのポイントに注意しておくと良いでしょう。
特化型(専門店)のWEBサイトを作る
この前の3つの注意点でも紹介しましたが、特化型のWEBサイトとはどういうことかを実際の店舗(特化型店舗と総合型店舗)に例えてみると分かりやすいと思います。
特化型店舗 | 総合型店舗 |
---|---|
八百屋、魚屋、肉屋、文房具屋、本屋…など | スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、百貨店、家電量販店…など |
ここで記したように総合型店舗ではなく、特化型店舗のようにターゲットを明確にしていく必要があります。
ターゲットが明確になると、サイト内での記事も書きやすくなり、結果的に説得力のある有益な記事になっていきます。
逆にターゲットが不明確だと、記事の内容も同様に不明確で伝わりにくい文章になっていくので注意が必要です。
自分の興味や強みを活かしたWEBサイトを作る
これは当たり前のことになるかもしれませんが、興味や強みを活かしたテーマでないと、WEBサイトの記事を継続して書いていけないからです。
記事の内容に説得力を持たせたり、書いている記事が多くの人の助けになるのは、やはりあなたの興味があったり得意な領域である場合がほとんどです。
このサイト内では、自分の得意な領域の探し方なども紹介しているので、『自分の得意領域・興味のある領域が分からない』という人は参考にしてみてください。
悩みやコンプレックスを解決するサイトを作る
あなたのWEBサイトが質の良いサイトか悪いサイトかを見抜くたった一つの質問があります。
あなたのWEBサイトはどういった方のどういった問題を解決するためのものですか?
いかがですか?
この質問に明確に答えることができるでしょうか?
結論から言うと、これが明確に答えられるようなテーマを選んでいきましょう。
そしてテーマが決まったら、そのテーマからブレずにサイトの記事を書いていくようにしましょう。
例えば私の場合は、薬局薬剤師で自分のキャリアに行き詰まっている方向けに、自分のキャリアを育てていくためにWEBサイトを作って情報発信をしていく方法を提案(発信)しています。
そしてWEBサイトのテーマは『薬局薬剤師にキャリアを』にし、薬局薬剤師のキャリア形成を支援するサイト作りを目指しています。
でも、
そんなのなかなか見つからない。。。
そういう人が多いかもしれません。
そういうときには、例えば『Yahoo!知恵袋』のサイトをチェックしてみるとヒントがもらえるかもしれません。
Yahoo!知恵袋の検索窓に実際に色々と入力して検索してみると、あなたが作ろうとしているWEBサイトのテーマ関連でどういう悩みを抱えている人が多いかを調べることができます。
とにかく色々と入力して検索しまくってみてください。
実際にどんな悩みを抱えている人がいるかをリアルに知ることができ、あなたのWEBサイト作りのヒントが貰える可能性があります。
そうしてあなたのWEBサイトに一貫したテーマが決まってくると、ターゲットが明確になり、どんな人に向けて記事を書くかが明確になるので、書いている記事にも説得力が出てきて、結果的に相手に読んでもらえる良質なサイトに仕上がっていきます。
WEBサイト運営で可能な5つの収益の出し方
ここは必要の無い方は読み飛ばして頂いても構いません。
あなたの作ったWEBサイトを将来的に収益に変えていくための5つの方法について簡単に紹介します。
WEBサイトを作る目的は様々ありますが、どんな目的であれ、結果的には巡り巡ってあなたの収益に繋がっていきます。
ではWEBサイトを作ることで、どのように自分にお金が入ってくるようになるかについて簡単に紹介しておきます。
会社のホームページ・ブログ制作
会社でホームページやブログを作ったり、採用サイトを作ったりなど、あなたがWEBサイトを作ることができると、社内であなたの活躍の場が広がっていきます。
そうすると間違いなく社内でのあなたの評価が上がります。
あなたの評価が上がるということは、あなたの給与やボーナスにもそれが反映され、結果的にはあなたにはそのスキルの価値に見合ったお金が入ってくることになります。
自身のキャリア形成で稼ぐ
会社ではなかなかキャリア形成ができない。。。
そんな悩みを抱えている人は、自身の得意分野を伸ばしていくために自分のWEBサイトを活用することができます。
あなたの得意分野を記したWEBサイトを持っていると、日本全国からあなたに講演や研修の依頼がきたり、また万が一の転職活動にも有利に働きます。
このサイト内の記事では、薬局薬剤師のWEBサイト作りとキャリアについて詳しく紹介しているので良ければ参考にしてみてください。
アフィリエイトで稼ぐ
薬局薬剤師とは別軸でお金を稼ぎたい方にはアフィリエイトもおすすめです。
アフィリエイトとは、あなたが作成したWEBサイトで紹介した商品やサービスを購入した読者がいる場合、その広告主である企業から成果報酬を貰えるビジネスです。
あなたが薬局薬剤師以外のところで趣味・強みがある場合は、そういったジャンルのWEBサイトを構築して、そこに企業の広告を設置して、あなたのWEBサイトの読者に商品やサービスを紹介するビジネスも展開することができます。
マッチングビジネスで稼ぐ
少し上級者向けですが、あなたの作成したWEBサイト経由でサービス業者に申し込んだ場合、サービス業者から仲介手数料をもらうビジネスです。
先ほど紹介したアフィリエイトとよく似ていますが、このビジネスでは、広告を出している企業だけでなく、自分で提携業者を選んで行うことができるので、様々な業種で展開することができます。
リストマーケッティングで稼ぐ
こちらも少し上級者向けですが、あなたのWEBサイトからあなたの運営するメルマガに登録を促すビジネスです。
メルマガ登録した読者に対して様々なアクションを取っていきます。
このビジネスを行う場合は、ステップメールという仕組みを使うケースがほとんどです。
メルマガに登録したらすぐに送るメール、1日目、2日目、3日目……と自動でメールを送るステップメールのシステムと組み合わせて、情報配信やサービスの紹介などを個別に自動的に案内していく方法です。
WEBサイト運営に慣れてきたら、こういったビジネスの仕方もあるということを頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
まとめ
レベル1では、ゼロからWEBサイトを作る人向けに、WEBサイトを作る前の3つの注意点、ジャンル(テーマ)選定の3つのポイント、5つの収益の出し方について紹介してきました。
次のレベル2からは、実際にあなたのWEBサイトを作っていくための具体的な手順を紹介していきます。
『ゼロから始めるWEBサイト作り方』についてレベル20まで順を追って解説していくので、
全くの未経験なのでWEBサイトなんて作れない!
という人は、1つずつ実践してみて『自分のWEBサイト』を作っていきましょう!
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自分のWEBサイトを作ってみたい