レベル1〜レベル10の手順で作れる『ゼロから始める動画編集』。
今回は、いよいよ最後のレベル10です。
レベル10では、完成した動画をあなたのWEBサイトにアップロードする方法について紹介します。
WEBサイトに動画をアップロードする方法は2種類あります。
YouTubeにアップした動画をリンクとしてWEBサイトに埋め込む方法と、WEBサイト内に直接貼り付ける方法です。
今回は、それぞれのアップロード方法、メリット・デメリットを紹介し、その後、具体的な手順について解説していきます。
では、始めていきましょう!
目次
WEBサイトに動画をアップロードする方法
冒頭でお話しした通り、
作成した動画をあなたのWEBサイトにアップロードする際には2種類の方法があります。
この2種類のアップロードの仕方について、メリット・デメリットも含めて詳しく解説していきます。
YouTube動画をWEBサイトに埋め込む方法
この方法に関しては、薬局教育部のトップページにも使用しています。
あなたのWEBサイト内にYouTubeの直リンクを貼り付けて、あなたのWEBサイト内で直接動画を閲覧できるようにする方法です。
訪問者が動画の再生ボタンをクリックすると、あなたのWEBサイト内で、あなたのYouTube動画が再生されます。
↓こんな感じです↓
あらかじめYouTubeのアカウントを作成し、そこに動画をアップしておけば、こういった貼り付け方が出来ます。
YouTubeアカウントの作成とアップロードの仕方についてはレベル9を参照してください。
一般的に多くのWEBサイトで使用されている方法ですが、メリット・デメリットがあるので紹介しておきます。
- 動画再生がYouTubeなので、動画再生中にWEBサイトに負荷がかかりにくい
- サーバーのストレージ(容量)の節約になる
- 動画の視聴回数を増やすことができる(SEO効果)
- 社内だけで閲覧したい動画の場合、YouTubeは利用できない
- 動画再生後、視聴者が他の動画を閲覧して、WEBサイトから離脱する可能性がある
このようなデメリットもありますが、
薬局外(社外)に出ても問題のない動画ならば、SEO効果、あなたのサーバーの負荷を減らすなどのメリットの方が大きいので、
迷わずこの方法で動画をあなたのWEBサイトにアップしていきましょう。
社内で使用する動画マニュアルなどにはこの方法は向いていないので、次に紹介する『WEBサイトに動画を直接貼り付ける方法』で対応していきましょう。
WEBサイトに動画を直接貼り付ける方法
では、もう一つの方法を紹介します。
それはあなたのWEBサイトに、画像を貼り付けるように、動画をそのまま貼り付ける方法です。
下のような感じで、動画そのものをWEBサイトの中に格納します。
先ほどYouTubeの動画を埋め込む方法のところでも紹介してきた通り、この方法にもメリット・デメリットがあります。
- WEBサイト内でしか動画を閲覧することができないように設定できる
- WEBサイトにパスワードロックをかけると会員専用サイトに利用できる
- 動画に広告などが表示されない
- 動画再生中にWEBサイトに負荷がかかってしまう
- 大きいファイルサイズの動画の場合は、サーバーのストレージ容量を大幅に消費する
このようばデメリットもありますが、
薬局内(社内)での研修・動画マニュアルサイトを運営する際には、この方法で動画をアップロードし、WEWBサイトにパスワードロックをかける運用がおすすめです。
ただ動画サイズが大きかったり、動画ファイルが多くなってくると、サーバーの負荷がかかり、動画が再生されにくくなるので、サーバー選びには気をつけていきましょう。
『ゼロから始めるWEBサイトの作り方』のレベル5で紹介しているエックスサーバーなら、20店舗位までの薬局チェーンなら十分に対応できるスペックになっています。
ただ、30店舗を超えてくるような、多くの方が利用する場合には、サーバーのランクを上げたり、ストリーミングサーバーを利用していくと良いでしょう。
あと、ここで紹介した『WEBサイトのパスワードロックのかけ方』については、『ゼロから始める薬局オンラインマニュアル作り』の中で紹介していきます。
WEBサイトに動画をアップロードする具体的手順
ではここからは、具体的な操作手順について解説していきます。
YouTube動画をWEBサイトに埋め込む手順
具体的な手順は下記の通りです。
埋め込みたいYouTubeの動画にアクセスします。
YouTube動画のURLをコピーします。
WEBサイトのWordPressの編集画面で、文字入力ブロックの右端の『+』をクリックして『YouTube』と入力する。
ポップアップの『YouTube』をクリックします。
出てきたポップアップに、YouTubeのURLを貼り付ける。
『埋め込み』をクリックします。
これでWEBサイト内にYouTubeの埋め込みが完了です。
下図のように、WEBサイト内にYouTube動画が埋め込まれます。
この手順でYouTubeの動画をWEBサイト内に埋め込んでいきます。
なお、ここで紹介したWEBサイトの作り方については、このサイト内の記事、『ゼロから始めるWEBサイトの作り方』内で詳しく紹介しています。
レベル1〜レベル20までありますが、レベル11位まで見ていただけると、初心者の方でも必要最低限のWEBサイトの立ち上げ方ができるようになります。
WEBサイトに動画を直接貼り付ける手順
具体的な手順は下記の通りです。
WEBサイトのWordPressの編集画面で、文字入力ブロックの右端の『+』をクリックして『動画』と入力する。
ポップアップの『動画』をクリックします。
出てきたポップアップに、動画データをアップロードする。
これでWEBサイト内に動画が直接貼り付け完了です。
下図のように、動画をそのままWEBサイトに貼り付けることができます。
この手順で、WEBサイト内に動画を直接貼り付けて行きます。
薬局内研修動画、動画マニュアルなどは、このようにしてWEBサイト内に直接貼り付けて行きましょう。
そしてパスワードロックをかけて、IDとパスワードが無いとアクセスできない会員制のサイトを作っていくと良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ゼロから始める動画編集のレベル1〜レベル10まで紹介してきました。
レベル1〜レベル10まで紹介してきた動画編集のスキルを身につければ、初心者でも動画編集ができるように、できるだけ詳しく紹介してきました。
しかし、ここで紹介してきた動画編集スキルは基本で、動画編集スキルはまだまだ奥が深いです。
レベル5の中で紹介してきた動画編集ソフト(PowerDirector)の公式動画や、ユーチューバーが紹介している動画などを参考にしていくと、
あなたの動画編集スキルをどんどん伸ばしていけると思います。
そして、今回紹介してきた『ゼロから始める動画編集』だけでなく、このサイト内で紹介している『ゼロから始めるWEBサイトの作り方』もぜひ身につけてください。
『動画作り』と『WEBサイト作り』の両方ができると、あなたのWEBサイト作りのスキルは大幅に磨きがかかるでしょう。