レベル1〜レベル10の手順で作れる『ゼロから始める動画編集』。
今回はレベル9です。
レベル9では、完成した動画をYouTubeにアップロードする方法について紹介します。
今回は、YouTubeに完成動画をアップロードするメリット・デメリットや、具体的なアップロードの手順を実例を用いて具体的に紹介していきます。
では、始めていきましょう!
目次
YouTubeに動画をアップするメリット・デメリット
今回は、完成した動画をYouTubeにアップロードする方法を紹介していきますが、
その前に、
YouTubeにもメリット・デメリットがあるので、まずはその辺りのことをきっちりおさえておきましょう。
そう思うかもしれませんが、ご安心ください。
デメリットのことをしっかりと把握し、上手く活用すれば、YouTubeは素晴らしいサービスなので、ぜひ積極的に利用していきましょう。
では、気になるメリット・デメリットを簡単にまとめると下記の通りです。
- 多くの関係者に動画を見てもらえる可能性がある
- 無料で利用することができる
- 会社(薬局)のブランド認知度の向上に繋がる
- 使用する音楽や画像など著作権に気をつけなければならない
- プライバシー(個人情報)が公開されるリスクがある
- 会社(薬局)の情報が外部に漏れるリスクがある
ここで紹介したメリット・デメリットを見てお分かりのように、YouTubeには向き不向きの動画があります。
例えば、
会社説明会や採用関連など外部に向けて積極的にアナウンスしていくような動画には、YouTubeはおすすめです。
しかし、社内研修・勉強会、動画マニュアルなど、社内でのみ使用する動画の場合は、外部に情報が漏れるためYouTubeの使用はおすすめしません。
YouTubeについて少し詳しい方は知っているかもしれませんが、YouTubeには『限定公開』というアップした動画のURLを知らないとアクセスできない設定があります。
では『限定公開』でアップロードすれば大丈夫では?
しかし、たとえ限定公開であったとしても、動画のURLさえ分かれば誰でも閲覧できるので、YouTubeを利用する際には動画の種類に気をつけておきましょう。
YouTubeにアップする動画は下記のような動画が向いています。
- WEB会社説明会
- 採用関連動画
- 薬局の宣伝に繋がる動画
じゃ、社内研修・勉強会、動画マニュアルはどうしたら良いの…?
ご安心ください。
そういった動画のアップロードの仕方は、別に方法があります。
詳しくは次のレベル10でも紹介しますが、
WEBサイトに動画を直接アップロード(貼り付け)して、そのWEBサイトを閲覧する際に、IDとパスワードが必要な『Basic認証』の設定を行うと良いでしょう。
『Basic認証』の設定を行うと、WEBサイト内にアクセスする際に、下図のように『ユーザー名』と『パスワード』の入力が無いとアクセスできなくなります。
『Basic認証』の設定の仕方は、『ゼロから始める教育系ポータルサイト作り』の中で紹介していきます。
YouTubeに動画をアップロードする手順(実例紹介)
ではここからは実際に、あなたが作成した動画をYouTubeにアップロードする方法を解説していきます。
下記の【Step1】〜【Step5】に従って、実際に動画をアップしていきます。
【Step1】YouTubeアカウントの作成
まずは動画をアップロードするためのYouTubeアカウントを作成します。
アカウントの作成は簡単。
Googleアカウントがあれば、簡単に(自動的に)YouTubeのアカウントを作成できます。
YouTubeアカウント作成に関して簡単な流れを紹介した動画があったので、まずはこちらをご覧いただき、全体の流れを確認してみてください(2分42秒)。
ではYouTubeアカウントを作成していきます。
具体的な手順は下記の通りです。
- YouTube にアクセス
- Gメールのアカウントでログインする
- チャンネルのプロフィールなどを入力する
ではもう少し具体的に解説していきます。
YouTube にアクセスして、Googleのアカウント(Gメール)でログインします。
すると下図の画面が表示されます。
画面右上の『ビデオマーク』をクリックし、ポップアップの『動画をアップロード』をクリックします。
すると、チャンネル登録画面が出てくるので、『プロフィール写真(アイコン)』『名前』『バンドル名』を入力して『チャンネルを作成』をクリックすると完了です。
Googleのアカウント(Gメール)を持っていれば、以上のステップでYouTubeのアカウントを作成することができます。
下図がYouTubeをアップロードするダッシュボードになるので、この画面から動画をアップロードしていきます。
【Step2】素材の準備
次の【Step2】ではYouTubeに動画をアップロードするための素材の準備です。
準備物は下記の2つだけです。
- アップロードする動画
- サムネイル(動画の表紙画像)
サムネイルってなに?
サムネイルとは、あなたがYouTubeを見る際に、最初に表示されている画像のことで、サムネイルの画像は視聴者の目を引き、動画の魅力を伝えるものになるので重要です。
サムネイルの画像は、PowerPointなどで別途作成しておくと良いでしょう。
【Step3】YouTubeスタジオへログイン
では、ここから動画を実際にアップロードしていきましょう。
まず、YouTube Studio にログインし、右上の『作成』をクリックします。
【Step4】動画のアップロード
次に動画をアップロードしていきます。
画面右上の『作成』をクリックしたあと、『動画のアップロード』をクリックします。
↓↓↓
すると下図の画面になるので、ここにアップロードする動画をドラッグ&ドロップします。
【Step5】動画の詳細設定と公開
次に動画の詳細設定画面に移ります。
ここで、『タイトル名』や『動画の説明』などの必要事項の項目を入力し、動画の見出しになるサムネイルも設定していきます。
↓↓↓
全ての設定が完了すると最後は公開設定です。
『非公開』『限定公開』『公開』のいずれかを選択し、画面右下の『公開』をクリックするとYouTubeのアップロードは完了です。
なお、この時点でアップロードする動画のURLは決まっており、上図の右の『動画リンク』がそれにあたります。
まとめ
ゼロから始める動画編集のレベル9について紹介してきました。
今回は、完成した動画をYouTubeにアップロードする方法について紹介してきました。
会社(薬局)説明会、採用関連動画など、外部に向けて公表して行きたい動画は、YouTubeにどんどんアップロードしていきましょう。
次のレベル10では、あなたのWEBサイト内に完成した動画の貼りつけ方(アップロードの仕方)について紹介していきます。
デメリットがあるなら利用しない方が良いのでは…?